太陽と月

更新日:7月16日

梅雨っぽい1週間かと思いきや、今週は気持ち良い晴れが続きます。近所の紫陽花は既に綺麗に咲いている所もあって、なんとも早いなぁと感じます。

5月も終盤に近づきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


今回は新作のハーディングフェーレについてお話していこうかなと思います。主にロージングかな。既にギャラリーでご覧になってくださった皆様ありがとうございます。

今回の作品は今までNo.3をイベントやコンサートなどでコマーシャル用として使用してきて、多くの方々に触れて頂きました。それこそノルウェーでは一番目にしてもらえた作品です。ただ、そろそろコマーシャル用の楽器を改めて作りたいと思い、今回製作致しました。No.3の頃から自身がどう変化してきたか。作品を通して感じて頂ければ嬉しいです。個人的には結構変わったと思っています。挙げると色々ありますし、細かすぎて伝わらなさそうな部分ばかりですが(笑)その小さな積み重ねが大きな変化に繋がります。

弦は4+5と通常通りですね。指板等のデザインほんのちょびっと違うくらいでメイン部分は同じです。この部分毎度同じと思われても仕方ないくらい最近ずっと作ってますが、ご依頼品がみなこのデザインのご指定のためです(笑)今回も同じなのは、No.3と違うもので自身も好きなデザインにしたかったので、これにしました。たぶんオーダー以外ではしばらくこのデザインは作らないと思います...今回今までのと大きく違うと感じるのはロージングですかね。テーマも自分の中で珍しくあって、それがタイトルの「太陽と月」本体中央部分がそれになります。表板が太陽、裏板が月を模しています。なんで太陽と月なのか?表板と裏板、太陽と月。の意味もありますし、光あってこそ生まれる植物、花。暗い昨今を明るく照らす存在であってほしいなと。どちらもゴールド塗装をしています。表は雲母をニスで溶いて、裏はゴールドのオイルカラーを。それぞれ微妙に違う雰囲気になっています。雲母の方が煌びやかで熱い太陽を、ゴールドオイルは落ち着いた金で夜を照らす月明りをイメージしてます。

...なんですかね。普段こんな風なイメージとか滅多に沸かない非アーティスト人間なのですが、今回はすんなり出てきました。こうした金の塗装は頭以外にも実は本体に付けられることはハーディングフェーレでは珍しくありません。最近はあまり見ないですが、昔の作品ではちらほら見受けられます。それもあり、今回挑戦してみましたが、結構気に入ってます♪そのうち頭ガッツリ塗装もやってみたいなあ。

あと、ニスの色も明るい黄色にしました。なんか自身の心情もあるのですかね?とにかく明るいのが作りたかったみたいです(笑)

この作品や他のも含めて出会ってくれた人たちの心を動かす何かになれたら良いなと思っています。

枠の象嵌も初めてのデザイン、枠(パフリング付近)のロージングも初めてのデザイン。シンプルかつバランスよいオリジナルデザインになっていると思います。たくさん描くのも素敵だけれど、これくらいのもさっぱりしていて良いなと思いました。少しずつ少しずつ自分のスタイルが出来ていく感覚を味わっています。次はまたどうなるのでしょうね。


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